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こころの精神分析的理解


精神分析家・精神科医 吾妻 壮(あがつま そう)

<略歴>

1994年 東京大学文学部卒業
1998年 大阪大学医学部卒業
2000年 渡米
     アルバート・アインシュタイン医科大学精神科
     コロンビア大学精神分析センター
     ウィリアム・アランソン・ホワイト研究所
     在ニューヨーク日本総領事館精神科顧問医 等を経て
2009年 帰国
     大阪大学精神医学教室勤務を経て
現在   神戸女学院大学人間科学部教授

兵庫県西宮市の精神分析プラクティスにて、精神分析・精神分析的心理療法を行っています。また、神戸市の精療クリニック小林、および尼崎市の岡田病院にて、精神科の一般診療も行っています。


<資格等>

日本精神分析協会(JPS)正会員
国際精神分析協会(IPA)正会員
米国精神分析協会(APsaA)正会員
精神分析家(JPS, IPA, APsaA認定)
日本精神分析学会認定精神療法医
日本精神神経学会認定精神科専門医・指導医
博士(医学)(大阪大学)
日本医師免許
米国医師免許
臨床心理士
精神保健指定医


<私の受けた精神分析の訓練について>

 私は日本の医学部を卒業後、精神科医としての訓練をアメリカ・ニューヨークで受け、その後同地で長年精神分析を学んだ後に帰国しました。アメリカは今でも精神分析が非常に盛んな国ですが、そのアメリカの中でも、ニューヨークは先進地の一つです。街中至るところで精神分析家が日々実践を行い、切磋琢磨を続けており、大変高い水準のセラピスト(カウンセラー・心理療法家)が沢山活躍しています。

 私は、ニューヨークの二つの精神分析研究所で学びました。一つはコロンビア大学精神分析センターで、もう一つはウィリアム・アランソン・ホワイト研究所です。前者で学んだあと、後者の精神分析プログラムを卒業しました。共に、アメリカ国内のみならずおよび国際的にも非常に高い評価を受けている精神分析研究所です。ウィリアム・アランソン・ホワイト研究所は、ハリー・スタック・サリヴァンやエーリッヒ・フロムらによって1943年に創立された研究所で、分析家と患者・クライエントの関係のあり方(関係性)の理解を特に大切にしている研究所として知られています。
 
 これらの訓練を経て、現在私は、フロイトが創立した精神分析家の団体である国際精神分析協会(IPA)、および、米国におけるIPA系の精神分析家の最大の団体である米国精神分析協会(APsaA)に正会員として登録されており、精神分析家としての認定を受けています。